靜香は妹の舞、父・茂と暮らしている。開業醫ではあるものの、美人でもなく、醫師免許所持を疑わずにはいられないほどの馬鹿な女だ。
そのため病院の経営は傾き、ほとんど機能していない狀態だった。
かろうじて男性看護師の長谷によって醫院は蟲の息の経営を続けていた。
長谷にとっては金と靜香の體が目當てだった。知能指數の低い靜香の體を狙って執拗に周りをウロチョロしていた。
一方、妹の舞は比較的正常な脳だったが、若い為かホルモンバランスの崩れか、セックスの快感に対する異常なまでの慾望があった。
數日前に知り合った啟の自宅に無斷で侵入し、蒲団の中で待ち伏せた挙げ句、彼が帰宅するやむしゃぶりつくという始末。
そんなある日、靜香の醫院に裸足でボロボロの服を著た麻巳子が迷い込んできた…